王子降臨☆気まぐれロック魂

A cat has 9 lives*猫に九生,抱腹生活

12
Fri
2016

耳袋

袋(または耳嚢)ってご存知ですか?
wikiさんによると、
江戸時代中期から後期にかけての旗本・南町奉行の根岸鎮衛が、
天明から文化にかけて、同僚や古老から聞き取った珍談、奇談など
30余年間に書きついだ随筆

のことなんだそう。

で。
その「耳袋」に、
「猫、忠義に身命を賭す」という怪談があって。

実は、怪談を検索してたわけでも、猫関係の検索をしていたわけでもなく、
どういうルートを辿ったのかまったく覚えのない無意識状態で、
気がついたらこの「猫、忠義に身命を賭す」に辿り着いて、
はじめてこの話を知ったのですが、そのプロセス自体がちょっと怖い.....でしょ。( ° _ ° )

「てら・・・こわす。」という
ネット上から怖い話などを収集して紹介しているサイトから
この「猫、忠義に身命を賭す」という話、明日からお盆だし(笑)、
ちょっと長いですが引用しておきますね。
怪談ですから、覚悟の上(笑)、ご覧になりたい方だけお読みください。( ̄∀ ̄||)


昔、大阪のとある所に河内屋惣兵衛という町人の家があった。
惣兵衛には一人娘がいて、夫婦はこれを溺愛していた。

また家では、長年一匹のブチ猫を飼っていた。
娘も猫を大変可愛がっていたが、ある時から猫が娘につきまとうようになった。
片時も離れないその様子に、町では「あそこの娘は猫を婿にしたそうだ」などと
陰口を叩かれたりしていた。しまいに「あの娘は猫に魅入られているんだ」という噂も出て、
縁談を断られるまでになった。

それを危惧した惣兵衛は「このままでは娘が嫁にいけなくなる」と猫を遠方へと捨ててきたが、
いつの間にか戻り娘のそばにいる。惣兵衛はどうしたものかと悩んた。

ある時「ブチは捨てても戻ってきてしまう。かわいそうだが娘のためだ。殺すしかないか…」
と夫婦でそんなことを話していた。
すると明くる日、話を聞いていたのか猫の姿が消えていた。
「ブチも分かってくれたか」と喜んだのもつかの間、
その夜、夢にブチが現れた。

「おおブチか、話を聞いて姿を隠したのか?」
「まあそういうことだ。私のせいで良くない噂がたっているのは知っていた。
 しかし今殺されるわけにはいかなかったのでね」
「ブチや、それはどういうわけだい?」
「実は今、この屋敷には年を経た化け鼠がいる。あれはこの家にとって良くないものだ。
 そいつがお嬢を見初めた。私がお嬢の傍にいたのも奴を寄せつけないためだ」
「そうだったのか。私はてっきりお前が悪いのかと…」
「この家に飼われて幾年月、その恩を仇で返すつもりはない」
「そうか、お前を信じるよ。そうとなれば鼠取りは猫の本領、
 さっさと追い出して前みたいな暮らしに戻ろうじゃないか」
「そうしたいのだが、あれはそんな生易しいものではない。
 私だけでは十中八九返り討ちにされるだろう」
「そんな…」
「策はある。市兵衛のところのトラ猫と組んで奴を討つ。トラとならなんとかなるだろう。
 私は今動きがとれない。市兵衛と話をつけてきてくれ」
「わ、わかった。それで…大丈夫なのかい?」
「たぶんな」

そう言うとブチは消えた。
朝、妻に昨夜の話をすると
「そうでしたか、私も同じ夢を見ました」と言う。
早速、市兵衛のところへ出向くと軒先に立派なトラ猫がいる。
市兵衛に事の次第を話すと快くトラ猫を貸してくれた。

家に帰ると、玄関にブチがいた。
二匹は真剣な表情で何やら相談をし始めた。
しばらくするとどこかへ行ってしまった。

160803_luck.jpg

その夜、またブチが夢に出てきた。
「明日、かたをつける。日が暮れたら二階へあげてくれ」
「わしらに出来ることはないのか?」
「残念だが人の出る幕じゃない。なあに、猫が鼠如きに遅れをとる謂れはないさ」
と言って消えた。

次の日、惣兵衛は二匹にご馳走を振るまい、
夕暮れに二階へ上げた。
惣兵衛は何が起こるのかと気を揉んでいたが、
しばらくはあたりを静寂が包んでいた。

不意に、ミシリと、何か大きな獣が床を踏みしめるような音がすると、
ブチの声だろうか、すさまじい雄叫びが屋敷に響いた。

一刻ほど経った頃か。
どすんと大きな音が聞こえると、今までの騒音が嘘のように静かになった。

惣兵衛が蝋燭をもって恐る恐る階段を上がると、
そこには猫よりも一回りも二回りもでかい化け鼠が倒れていた。
傍には傷だらけのトラが、激しい息遣いで鼠を見ていた。
ブチは鼠の喉元に齧りついてるようであった。

化け鼠の巨体が崩れて消えると、「ブチや」と惣兵衛が走り寄りブチを抱き上げた。
ブチはすでに絶命していた。
体中に傷を負い、頭半分を鼠に噛み砕かれていたのだ。

「普通に飼っていただけだった。それなのにお前は…」
惣兵衛はブチの忠心に深く感じ入り、庭に墓を建て、家族で手厚く葬った。



なんだか切ない話ですよね。(´・ω・`)
それにしても、ほんとにどうしてこの話に到達したのかが、わかんない。
誰かが管理人に読ませようとしたとしか思えないんだなぁ。
誰??

ストーリーに無関係に途中挿入した猫写真、
モデルは楽太朗です。(^艸^)
案外イケニャン。(笑) え?こわい?( ̄∀ ̄||)


明日から、東京を除いて全国的にお盆。
うち東京、もう1カ月前にお盆すませてるけど、
カリとロックン、また戻ってきてくれるかなー。

昨日のANKO宅での飲み会に続き、
今日は友人ちでお泊まり家飲み会のためこれから出かけますんで、
前回いただいたコメントのお返事は、明日以降になります。m(_ _)m

遠出はしないけど、やっぱり嬉しい、ビバ夏休み!( ´▽`)



himeojigi.gif よろしければ、ぽちっとお願いしますニャ〜 ฅ(ΦωΦ)ฅ
 
         =^. .^= ありがとにゃー




******

リリーママさんが保護された
4にゃんず姉弟ちび〜ずです。
とってもかわいいですよー(^艸^)
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12 Comments

REI  

若の画像で涼しくなりました。

2016/08/12 (Fri) 19:29 | EDIT | REPLY |   

クロpapa  

楽ちゃん強そうなので、ぱんとら家は安泰ですね。
クロ家にも化け鼠が出たら、楽ちゃんをお借りします~。よろしくね!

2016/08/12 (Fri) 21:33 | EDIT | REPLY |   

とろろ姉さん  

怪談..........というよりめっちゃええ話で悲しい話やないですか〜〜(T^T)
猫が命をかけて守ってくれるなんて............(T^T)
果たして ねころんはワシを守ってくれるのか!?((((^^;)

ラックン、ビブち、金ちゃんは...........それぞれに守ってくれる...........かも。(^m^)
チームプレイはなさそうですね。(^^;)

今ならロックンとカリョたんが加わってチームで ぱんとらさんを守ってくれるかもね♡

2016/08/13 (Sat) 00:19 | EDIT | REPLY |   

Gavi  

ラックン、しぶくなろうと思うばしぶくなれるやん!
苦味ばしったいい男にゃ!

耳袋・・・なんかね、おねえ、にゃんこのお耳の二重になってるとこ!
にゃんこのお耳のお話かと思ったって(* ̄m ̄)ウフッ
なんか・・・ちょびっと切ない話だねぇ・・・
猫は恩をちゃんと恩って思うけど・・・人間はそうでもないからねー・・・

2016/08/13 (Sat) 06:25 | EDIT | REPLY |   

まろにゃん  

切なくも、やはり猫はいいなぁと。
楽っくん写真も効果抜群。

2016/08/13 (Sat) 08:27 | EDIT | REPLY |   

やらいちょう  

何だか切ない話。
猫好きにはたまらないですね。
お泊り飲み会ですか!
飲み過ぎにご注意(ΦωΦ)

2016/08/13 (Sat) 09:23 | EDIT | REPLY |   

めんまねえちゃん  

だいぶん前に耳袋のこと、書いたかも...
いっとき江戸時代がボブテイルが多くて、というつながりだったかなあ、で
調べてて、江戸の文献などを調べていた時期があって。
でも、殺されてしまったり、いろいろひどい目にあってる猫
多いですよね。喋ったからといって化物扱いされてるけど、
猫がうにゃうにゃいったらそう聞こえたとしか思えないものとか...
殺されて(首を落とされて)なお、首が飛んで、その家の人を
狙っていた大蛇だか大狸だか、魔性のものに噛み付いてやっつけた、
っていうのもあったような気がします。おぼろげですが。

写真すごいかっこいい!!というか美しいというか...素敵ですねえ。

2016/08/13 (Sat) 23:38 | EDIT | REPLY |   

hana  

怖いって言うから、夜ひとりで読むのをやめて昼間に読んだのですが…
めっちゃいいお話じゃありませんか!
うちの珊瑚、7年前に室内に侵入したネズミを退治してくれました
(後始末は夫がしました)
これからは林檎が我が家を守ってくれる…かもしれません
先日蝉を捕まえてから、野生が目覚めてしまったようで、
今日もコガネムシと格闘してました
ラックンもネズミが出たら、ぱんとら家を守ってくれるかな?

2016/08/15 (Mon) 13:47 | EDIT | REPLY |   

ほんなあほな。  

怖ない、むしろ、胸にグッとくる話だったわ。
ブチさんも、友情熱いトラさんも、思わず手を合わせたくなったわ。
家の男子トリオじゃ、大ネズミ前で、
「どうぞどうぞ」っておばさんを差し出しそうだもんなw
あ、その前に、大ネズミには、見染めて貰えんか(;´▽`A``

ふふ、樂太郎なラックんは、ヤレバできる子なのよ、カッコいい~

2016/08/17 (Wed) 10:40 | EDIT | REPLY |   

管理人ぱんとら  

REIさん
「若」って呼び名、なんかいいわー。ありがとう。(笑)

クロpapaさん
化け鼠、papaがなんとかしなきゃー。(^▽^;)
ラクはどうなんだろなぁ、名ばかりの若大将って感じもあるけれど。^^;

とろろ姉さん
猫ってなんて頼もしいんだ!って話よね。怪談に出て来る猫って
化けてきたり怖かったりってのがフツーなのに。
ロックンは守ってあげたくなるタイプだけど、確かにカリは守ってくれそう。(^艸^)

2016/08/17 (Wed) 13:38 | EDIT | REPLY |   

管理人ぱんとら  

Gaviちゃん
あはは、ラクべ、キャラ的には全然苦み走ってないおこちゃまだけどねー。^^;
そうそう、猫の耳の二重になってるところも耳袋っていうのね。
猫が恩義を感じるって話は珍しいよねぇ、しかもかっこいいブチ猫。
ブチ・・もしかしたら牛柄ブチロックンが読めって誘導??

まろにゃんさん
あらためて読んで思ったんよ、ブチ猫だよね、これ。
ロックンもブチよ。ロックンがこの話を読ませたのかしら・・・
私が嫁に行けない理由とあわせて。(爆)

やらいちょうさん
夏休み、ずーっと飲み続けておりますが、
よく考えたら、夏休みじゃなくてもこんな生活だなーと。( ̄∀ ̄||)

2016/08/17 (Wed) 15:53 | EDIT | REPLY |   

管理人ぱんとら  

めんまねえちゃん
めんまねえちゃんも耳袋について書いてましたかー。文献まで調べたのか。
くるねこさんも書いてますよね、オリジナルのストーリーを。
そうそう、猫にまつわる怪談といえば、猫又みたいな化け猫話がフツーだから、
こんな義理人情の猫の話は珍しい。
ブチ猫の話だから、ロックンの写真を使えばよかったかもなー。( ̄〜 ̄;)

hanaさん
ええっ!珊瑚くん鼠退治を!!! hanaさんに悪い虫がついてたのかも.....って
ご主人いるけど。( ̄∀ ̄||)
実際は、ラクはおもちゃと遊ぶのもさほどうまくなくて、我が家で一番ハンターなのは
カリだったから、カリは悪霊鼠を倒して虹の橋に行ったのかもなぁ・・・

ほんなあほな。さん
私、読み方が浅かったわ・・てか今頃気がついた。
ブチとトラやん。ロックンとカリちゃうんかな、私に読む意志ないのに、
この記事にアクセスさせたんは。思わずメルヘン入ってもたわ、怪談やのに。( ̄∀ ̄||)
どうぞどうぞとおばさんを差し出す.....ってところ読んで、なんや三ちゃんが、
お腹出して自分を差し出してる姿が頭に浮かび、笑いつつじ〜んときたわ。( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )

2016/08/17 (Wed) 16:08 | EDIT | REPLY |   

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