王子降臨☆気まぐれロック魂

A cat has 9 lives*猫に九生,抱腹生活

22
Fri
2012

5回目の抗がん剤(アドリアシン)


先日の日曜日6月17日は、元々カリの5回目の抗がん剤投与予定日で、
それにあわせて、6月7日に手術した左腋下にできた腫瘍(リンパ節転移)の
分部切除後の抜糸をしてもらいに、T動物病院へ行ってきました。

結局、やるかどうするか悩んでいた5回目の抗がん剤治療も行ったわけですが、
まず、投与後の経過からお伝えしておくと、
5回目という回数と薬剤微増量、それとちょっとしたアクシデントもあったので、
これまで以上に副作用が心配されたのですが、今回も今のところ目立った副作用もなく、
カリさん、いつもと変わらないごくフツーの生活をしています。ありがたい。( ´艸`)

さすがに投与当日の夜は食欲もあまりなく、食べてもすぐに吐いたりして、
といっても時々やる急いで食べて吐く・・・といった感じのものだったのだけれど、
いつもよりは、早々にドーム型ベッドの中でじーっと寝ていたもんで、
今回の副作用はきついんだろうか、痙攣は大丈夫だろうか、
やっぱりやらなきゃよかったか・・・ 次回の抗がん剤はやっぱりやめようか・・・などなど
翌朝まで、カリの様子を見守りながら不安な気持ちを抱えつつ悶々と考えてたのですが、

ところが、月曜日の昼頃からは、管理人もビックリ!なほどに、
食欲あるわ、タワーにもかけ登るわ、管理人帰宅時には、小走りでお迎えにくるわと、
ほとんど通常モード復活で、元気にしてるんですよ。( ´▽`)
ただ、見た目はやはり少しやつれ感はありますが・・・。

120620-1.jpg

この写真は、投与後3日目になる19日火曜日の様子
勢いよくタワーにあがり、爪研ぎをした直後、さらに上を狙ってるポーズです。
元気でしょ。( ´艸`)
投与後1週間頃から、骨髄抑制も出やすいのでまだ注意は必要ですが、
この調子なら、病院に駆け込まなきゃならないような最悪事態の心配はなさそうです。

みなさんから送ってもらっている頑張れ!の「気」が、
カリにちゃんと届いてるんだなぁと実感できるほどに、元気ですよ。
応援、ほんとうにありがとうございます。(^ー^)


いうことで、このあとは通院ドキュメントということで、
病院でのやりとりをムダ話含めて ねっちりと(苦笑)記録しておきます。
いつも以上に長文ですので、もしよろしければお時間のある時にご覧下さいね。


6月17日(日)
日曜日の診療開始は午後2時からだけれど、
できれば病院占有駐車場(3台駐車可能)に車を入れたいということもあって、
家を早めに出て、午後1時20分頃病院へ到着。駐車場確保。ほっと一安心。^^;
が、いつものように待合室には既に5〜6組が待っていた。
 120621Labradoodle.jpg
この日の診療開始前の待合室には、特に大型犬が多く、ナマで見るの初めてな実際かなり大きいボルゾイや、これまた初めて見るコグマに見紛うオーストラリアン・ラブラドゥードル(右写真)や賢そうで大人しいシェパードに、キャッテリーの方なのかノーウェジャンの赤ちゃん数匹と親猫・・・とまぁ場所とるわんにゃんずで、さほど広くない待合室ぎゅうぎゅう。

しかも、みなさんとても意識の高い方々で、
ボルゾイの飼い主さんは、犬博士か?と思うほどに犬のことに詳しくしかも猫の保護活動もされているので猫の生態にも詳しいし、
シェパードの飼い主さんは、そのシェパードを訓練所から引き取ったとかで、
訓練所のヤミの部分の話など、興味深い話をいろいろ聞かせてくださって、
診察開始時間までの待ち時間があっという間に感じられましたよ。

そのシェパードの飼い主さんは、病院周辺にお住まいの方と雰囲気がちょっと違う
上品リッチな奥様風だったのですが(周辺にお住まいの方、偏見すみません^^;)、
やはり(なのか?^^; )、世田谷区から通院してるとのこと。
食べているのに痩せてきたというので近くの病院で診てもらったが原因わからず、
紹介で大学病院へ行って、あらゆる検査をしてもらったが、
腸が悪いと思われるという曖昧な診断だけで薬を処方されたが改善されず、
で、世田谷の大型犬友さんにに紹介されて、T動物病院に来て、
十二指腸のナントカカントカ(忘れた)と明確に診断され、薬もかわって、
徐々によくなってきているんだそうだ。

思わず、世田谷にはけっこう有名な病院もあるようなのにここまで来るって、
世田谷でもT病院は有名ってことなんだろうか・・・と尋ねてみたら、
「病院の数はあるけど、ワクチン接種とドッグフード推奨の獣医は信頼してないから」と。
T動物病院は、意識の高い大型犬の飼い主たちに
「院長は怖いけど、腕はいい」として知られてるんだそうだ。ふ〜〜ん・・・

まぁ話は面白かったんですが、この時のみなさん、この方を筆頭に、
なかなかな 院長シンパでございましたわ。
前回の待合室風景は違ってたんですよ、院長言うことコロコロ変わる・・・なんてグチで
けっこう盛り上がってましたから。( ̄∀ ̄||)


ーっと、またもや前段から長くなってしまっております。(^-^;
ということで(?)、午後2時半頃、順番がやってきたんだけれど、
今回は、あいにく担当が院長。( ´△`)


挨拶もなく「見せて」から始まる診察、ちょうど看護士も研修医もその場にいなくて、
管理人がカリを抱き支えて院長の方に差し出しての診察ですが、
この病院では、こういう状況がけっこうあるんで、私も慣れてきた。
前回など管理人ひとりで抱き支える状態で、N医師、細胞診の針を刺してましたから。^^;

院長、前回から今日までのカリの様子を尋ねながら、手術痕のチェックと周辺を触診、
「あぁ、このへん嫌な感じだなぁ」と、どうもリンパ節あたりを触りながら言う。

実は、出かける前に家でナメ防止用の服を脱がせた時に、
管理人も、左腋あたりに何か感じたんですよね。でも、しっかり触るのが怖くて、
病院で診てもらえばいいと確認しなかったんですが、やっぱりあるんだ・・・ と。
研修医がきたので、カリのサポートをバトンタッチして、
抜糸にとりかかる院長に聞いてみた。

「嫌な感じはリンパ節のところですか? これはもう切除はしないんですか?」
「しない。負担がかかるだけだから 」

しばし無言で抜糸作業。今日は(今は?)静かだ。
抜糸終了して、再度お腹と腋のあたりを触診しながら院長、私の方を向いて唐突に、

「 制がん剤、やろうよ 」

くだけたタメ口ってのにもビックリしたけれど(苦笑)、
今回の抗がん剤やるかやらないか悩んでることをまだひと言も言ってないのに、
それを見越しての抗がん剤推奨のコトバに、
院長の判断は、抗がん剤をやるという方向で固まっているんだから
ここで抗がん剤やるやらない場合のリスクについて尋ねても
おそらく切れるだけだろうなぁ・・などとぼんやり考えて、
「制がん剤、やろうよ」には、直接答えず。

やりません、と言い切るだけの判断材料が、その時の私にはなかったし、
事前に友人たちに求めていた意見の多くも、
「元々抗がん剤推奨派でなかった院長がやろうというのなら、やった方がいいのでは?
 やりたくないという強い理由も見あたらないのだから」


というものだったので、やっぱり今回も抗がん剤をやろうと心の中で決めてから、

「今回は量を増やすとおっしゃってましたけど、3mml ってことですか?
 ただ、前回の3mmlの時には夜中に痙攣が起きて、すぐに軽くはなったけれど
 断続的に朝まで続いたので、正直不安です 」


と、やることを前提にした文脈で、たずねてみた。
院長、カルテをみながら珍しくしばし沈思黙考しているようだったので、
前回N医師から、痙攣といっても程度もいろいろあるからと言われたのを思い出し、

「 痙攣にも程度がいろいろあると言われたので、参考に調べたんですが、
 いくつかネットで見たてんかんの痙攣に較べると軽いようですけど・・・ 」


と、院長がてんかんの専門医でもあるので、言ってみたところ、

「そんなのどこで見たの!まったくネットはろくなことない。
 てんかんにだっていろいろあるんだし不安がらせようとしてるだけ、
 そんなの見なくていいから!」

お怒りに。( ´△`) 院長に「ネット」は禁句、やぶへびでした。

結局、小さい痙攣にしても不安に感じる状態というのはやはり心配ということで、
投与量は、2.5mml ということに。薬剤はドキソルビシン(商品名アドリアシン)。

ということで、投与量も決まり、いよいよ血管確保です。
前回、N医師から、「血管がなかなか確保できないので、次回できるかどうか。」とまで
言われていたことを、念のために院長に伝えると、
それを隣の診察台のところで聞きつけたのか、N医師がそばにきて、
「もう後ろ足でしかとれないと思いますよ」と院長に進言、
院長も「わかった」といつになく殊勝な態度(?) で、確保に集中していた時、

突然の 怒声。( ´△`)

研修医の動きに怒り心頭の院長、血管確保できたところへの対応がまずかったらしい。
院長、怒りが爆発するとしばらく続くんですよねぇ、イッちゃってる感じで。
しかも、カリを押さえていた看護士もびっくりしたのか油断していたのか、
これまたびっくりしたカリが動いたもんだから、看護士にも怒声。(´Д`;)

まぁ、今回は院長の気持ちもわからないでもないんですよ、
血管確保の段階にせよ、これから扱うアドリアシンは劇薬なんだから
すでに細心の注意をはらって行動すべきってことなんだろうけど、
それにしても、そこまで執拗に怒声を浴びせなくてもいいでしょうに。
院長の怒号が響く中、私もドキドキしながら、背後からカリにひたすら
カリちゃん大丈夫よ〜大丈夫だからねー♥とささやき続けていたのでありました。

ともかく、血管は無事確保されたので、カリは2階の処置室へ。
処置室へ行くまえに、N医師がカラーをもって再びそばにきて、
「この子、2階に行くと思いの外暴れるんで今のうちにカラーしておいて」と。
「そうでした 」と看護士。
そうなんです、カリさんってば、この病院で暴れん坊ってことで通ってるもよう。(^-^;

治療は、アドリアシン2.5mml(前回より増量)を1時間かけて点滴。
その後1時間30分ほどかけて輸液点滴で流すらしい。
ということで、午後5時30分頃引き取りにくるように言われ、
その間の2時間半、病院の駐車場を埋めておくのは他の方に申し訳ないので、
管理人、時間つぶしすべくひとまず車で会社に向かう。

20分ほどで事務所に到着、ほっと落ち着いたところで気がついた。


血液検査、していない・・・?!Σ(゚Д゚|||)


いつものN医師は、触診の後すぐにとてもスムーズな流れの中で採血するので、
逆に、その行為そのものを意識することがほとんどなかったからか、
今回すぐに血管確保へ流れていったのにも違和感を感じられず、気づかなかった。
しかも、途中、怒声が続いて意識がそっちにいっちゃったからなぁ、
血液検査のことは頭からすっとんでしまったんだよね。

抗がん剤治療前の血液検査は、抗がん剤の副作用である骨髄抑制の状態を
確認するためのもので、必須だ。
もし状態が悪く、白血球、赤血球、血小板がかなり減少していたりしたら、
例えば基準以下の白血球減少なら抵抗力低下、感染症の恐れが出るので、
その場合、抗がん剤治療はできない。

どうしよう・・・

と心配しても、もう治療は始まってるから、どうしようもない。
施術室の2階にあがったところで、怒鳴られてた研修医が
血液検査をやってないことに気づいてくれてたらいいんだけど、
怒鳴られた後だし、そんな余裕ないかも・・
気がつくヤツなら怒鳴られるようなこともしないだろうしな・・・
なんて余計なことまで考えつつ、ただただ、5時半まで待つしかなく。(ーー:)

まぁ、もし今日の骨髄抑制の数値が抗がん剤治療可能数値に達していなくて、
そこへ抗がん剤を投与してしまってたとしても、
即座に命に別状があるというような状況ではないけれど・・・
そんな心配な気持ちいっぱいで、ふたたび病院へ。

日曜の診療は、午後5時までだけれど、
5時半でも、まだ何組か診察を待ってる患者さんたちが。
一応、迎えに来た旨、看護士さんに伝え、
5時40分頃、カリが2階の処置室からキャリーに入れられて待合室に無事ご帰還。
この時のカリったらやけに元気で、待合室で隣にいたラブラドールに向かって、
何が気に入らないのか威勢良く唸りまくり、待合室の笑いを誘ってましたよ。( ´艸`)

120622-1.jpg
キャリーの中で立ち上がって、早く帰ろの催促。( ´艸`)



5時45分頃、会計のところにいる院長に、
「 ○○さん、8400円 」

と、呼ばれる。
8,400円と聞いてすぐに、あぁやっぱり血液検査やってない・・・と気づく。
いつもは、血液検査料3,000円が入って、13,650円だから。

って、・・・ え?

あの場では気づかず今気がついたんだけど、なんで8,000円??
これに検査料3,000円足しても11,000円にしかならんけど・・・。
うーむ・・・ この問題は、あとに回すとして。


会計のカウンターへ行って、管理人開口一番、

「うっかりしてたんですけど、今回事前の血液検査やってませんよね・・・ 」

心の中では、うっかりしてんのは院長なんだよ!といかってんだが、
ここで逆ギレされるのもうんざりなんで下手に出てみたら、


「 それはぁ、ケースバイケースってのがあるからさぁ 」


声を荒げたけど、笑ってる・・・ Σ(▼□▼メ)
しかもケースバイケースの今回のケースってどういうケースよ
それに「さぁ」って何なの?なに甘えてんだと、心の中で毒づきながらも静かに、


「 でも今回5回目だし、骨髄抑制のチェックなしでって・・・
 
といってももうすんじゃったからしょうがないけれど・・・ 」


と控え目に言ったところ、


んも〜 いいじゃん 」 (゚〇゚;)


いいじゃんって・・・しかもヘラヘラしてんですよ。耳疑うほど呆れて、


「 いいじゃんって、なんですかそれ。
 もし何かあったらどうすればいいんですか、どこを注意しておけばいいんですか 」



と、責めるという言い方でなく、対応策を尋ねる形で聞いたところ、



「3日から1週間たって、おかしかったりぐったりしてたら、連れてきて。
 すぐ連れてきたらいいから。まぁ大丈夫 」



はぁ・・・ ぐったりって・・ しかも何を根拠に大丈夫と?


「 大丈夫じゃなかったら困りますよ 」

とだけ言って、次回最後の抗がん剤は3週間後というのを確認、病院を後にした。


今回の投与日からしばらくは、とにかく副作用のことで頭がいっぱいだったけれど、
ある程度落ち着いた今、はっきりと気持ちが決まりました。


次回で最後の抗がん剤治療だけれど、受けません。



ということで、そのことをどういう形で言うかなぁ。

それと、本腰入れて次の病院もみつけないと。



そうそう、今回の診療代が前回と違って、計算が合わない件。

なんでだかわからんが、5回目の抗がん剤の代金が、3,000円となっていた。
前回より量が少し多いのにもかかわらず、2,000円安い。それまでは5,000円
気になって、あらためて1回目から調べてみると、1回目も同じく3,000円だった。
2回、3回、4回は、5,000円。
ちなみに2回目は一番多い量なんだけど、少ない量の3回、4回と同額。


うーむ、これも院長に言わせれば、

「 それはぁ、ケースバイケースってのがあるからさぁ 」
んも〜 いいじゃん 」

ってことになるんですかねぇ。(;´ー`)


おーっと、これ以上書いてたら自分でも何言い出すかわからんので、これにておわりー。



ともかく。おかげさまで、カリは元気にしています。(^ー^)



himeojigi.gif いつも応援ありがとうございます。カリさんがんばってます!
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