3月2日その後と3月3日のこと
東京は、桜満開ですよー。

つて、iPhoneで逆光のところテキトーに撮ったしだれ桜、これは六分咲きってところ。
「カリ最期のとき」のコメントに、管理人への労いと励ましの言葉とともに
ご自身の愛する猫や犬やうさぎたちの最期のこともお知らせくださりありがとうございました。
お辛い記憶を呼び起こさせてしまったようで申し訳なく思うと同時に、
みんなこれだけ愛されて最後までしっかり生きたんだなとあらためて感慨深くて。
そう、「死」ではなく、「生ききった最後」なんですよね。
そして、いただいた中では、文字通り眠るように旅立った子は思いの外少なく
多くの子たちがカリと同様の最期を迎えられてたことも知れて、
カリが特別大変だったんじゃない、これは安らかに旅立ったってこと・・・ということを
改めて確認できて、正直ほっとしました。
そうそう、病気だろうと事故であろうと老衰であろうと、
猫の9割以上が目を見開いて逝くそうです。
もし最期の瞬間に立ち会えず、帰宅して目を見開いて旅立った姿をみたとしても、
決して苦しんで逝ったんじゃない、ということです。
さて。カリが最期を迎えたそのあと、
ビブロッキングの3にゃんずは一体どういう様子だったか・・・
記録しておこうと思います。
管理人が、最後の力を振り絞るカリに一生懸命に声をかけていた時、
ビブがその部屋の扉の外で、一緒に 絶叫していたことは書きました。( ´艸`)
そんなビブの絶叫も、カリが断続的な呼吸となってからは聞こえなくなっていました。
カリの最期を確認してしばらくぼんやり... そう呆然ではなく脱力というかぼ〜・・・っとした後、
カリの身体の隅々までゆっくりと慈しみながら隅々まできれいに拭きました。
脇にあった皮下腫瘤はものすごく大きくなっていたけれど、結局自壊しなかったんですよね。
Dr.マジシャンが最初に言っていた通り、猫の皮下腫瘍はそう簡単には自壊しない、
舐めるから自壊が促進される・・・ ということのようです。
きれいに拭いた身体の後方寄りのお腹のところに、
後ろ足で挟むカタチで保冷剤を置きました。あとお尻寄りの背中にも。
ついさっきまで、内臓は温めた方が良いということで、
湯たんぽを置いていたところに、今度は保冷剤です。(^-^;)
内臓にあてる保冷剤は、早めに置いた方がよいそうです。
そのあと保冷剤を置いていても、かなり長い間横腹のあたり温かかったんですよね・・・
これら一連の作業は、カリが亡くなった場所、引き出し寝床で行ったわけですが、
その間、誰にゃんひとり、そばはもちろんのこと、部屋にも寄りつきませんでした。
一通り弔いのカタチに整えた後、荼毘に付す段取りをとるべくリビングに戻ると、
ビブがリビングのタワーの一番高い所にいて、静かに外を見ていました。
ロックと金四郎は?とあたりを探すと、金四郎はトイレ部屋の上のベッドにいましたが、
ロックンは見あたらない。
びびりん坊ロックン、明らかに異常を察知して・・・
もしかしたら、管理人がカリにひどいことをしていると思い込んで逃げて隠れたのかもと失笑、
いつもよく隠れる場所を探してみたけれど、やっぱり見あたらない。
まぁ家から出た訳じゃないので、そのままにして、
いわゆるペットの火葬を行う施設に連絡すべくサイトを検索。
実は、今年に入ってから、そういった施設についても事前にチェックして
あたりをつけていたので、時間はかからず、翌日日曜日に予約を入れました。
そうこうしている間に、ロックンを探し続けていた母、ついにロックン発見。
ったく、どんだけ臆病なんだか・・・( ´▽`)

ここは、リビングの隣室の隅に置いてある低いタワーの足もと。
以前、トイレでがんばるカリの顔をロックンがペロペロしていた、

この↑写真の奥に見えるミニタワーの足もとです。
写真写すのにカーテンの裾をめくってこの様子なのだけど、
見つけた時はカーテンの下の方がふっくら膨らんでいるのに母が気づいて。
写真写したあとそのまま無視してあげたら、しばらく"隠れてるつもり"だったみたい。( ´艸`)
夕方には、カリの訃報を知らせていた妹が、落語終了後に駆けつけて、
まさかこんなにすぐに逝くとは・・・と驚きながら、カリに対面。
その後、妹と一緒に棺(といっても段ボールですが)に入れるお花を買いに行きました。
泣きはらしたボロボロの顔だったけど、こういう時ってそんなこと全然気にならないものなのよね。
カリの顔の周りをガーベラ(花言葉は希望・辛抱強さ・崇高美・・・)で飾りたかったので、
近所のその日ガーベラを置いていた花屋さんでガーベラと、スイートピーやフリージア、
アネモネなど春らしい明るいお花をたくさん買いました。
そうそう、カリの棺代わりの箱は、ちょうど半年前になる8月、
たまたまディノスで買った大型のステンレス食器洗いカゴが入っていた箱を見たときに、
これサイズ的に縦横高さピッタリかも・・・と、この時期に不吉かなと思いつつも
抗がん剤を始めたのに転移がみつかって最終回の抗がん剤もやめたあと、
既に覚悟もしていたので、とっておいた段ボール箱。
実際、その後、我が家に届くどのダンボール箱よりもあつらえたようにピッタリの箱でした。
カリの亡骸は、最初は管理人部屋の引き出し寝床にタオルをかけて安置し、
その後棺箱にいれてリビングに連れてきたり、元の引き出し寝床に置いたりしたのですが、
結局、誰にゃんも元の引き出し寝床の中や箱の中を覗きに来ませんでした。
新しいモノコトに興味津々であるはずの猫さんが覗きに来ないって、やはり不自然・・・
避けてるようにしか思えませんでした。
ただ、ごはんは、3にゃんずとも、ちゃんと食べていました。
キッチンに寄ってくる感じは、所在なくうろうろしながらだったけれど、
とりあえず、食べてくれたのにはホッとして。
ところが。そんな興味なさ気なにゃんずでしたが、
夜、寝る段になって、管理人が管理人部屋のベッドで寝るべくカリの棺箱を携えて部屋に入ると、
なんとか落ち着きを取り戻したロックン、あとをついてきました。
カリの棺箱を引き出し寝床に置いて、隣接するベッドのそちらを頭に管理人がベッドに入ると、
ロックンはいつも通りに、引き出し寝床を見下ろせる高台のベッドに入りました。
これは↓イメージ画像ですが、いつものこの場所から、

亡骸となったカリを見ていたのかもしれません。
管理人、眠ろうにもさすがになかなか眠れず、ベッドの端に座り棺箱の中に眠るカリを撫でながら
いろんなことを話しかけました、出会った頃のことから最期までがんばったことへの労いまで・・・
話しかけてるうちに、当然のことながら涙が溢れて声を出して泣いてしまい・・・
すると、高台からロックンが
階段上になってる棚をトントンと順に降りてくる音が。
あえて降りてくるロックンの方を見ないようにして、そのままカリを撫でていると、
ロックン、ベッド の 上 の私の 隣 にやってきて、香箱のような格好で 座り、
大きな瞳で、管理人 をじっと 見つめるんです。(T 个 T)
イメージ画像ですが、↓こんな感じでベッドの上の隣にいて・・・

もっとかわいかったけどね。( ´艸`)
で、そんなロックンのあまりの健気な愛らしさに管理人さらに号泣、
ぎゅっと抱きしめたかったけれど、そうすると逃げるとわかってたので、
今度はロックンを優しく撫でて・・・
するとロックン、しばらくして、するっとベッドから降りました。
あ、いよいよさっきまで管理人が撫でていた棺箱のカリの顔を覗くのかな・・・
と思ったら、
なんと!引き出しタンス前を 素通り して、
カリが亡くなる前日にも少しの間いた ERECTAシェルフに足を掛けて、奥を覗き、
一応シェルフの中に入った・・・かと思ったらすぐに出てきて、そのまま部屋を後にして。
シェルフ奥にカリがいないか探したんだろうか・・・
つまり、棺箱の中の亡骸はカリじゃないと思ってるってことなのか?
ロックの行動の真意がわからなのが残念でなりません。ロックンしゃべってくれよー。( ̄∀ ̄)
結局ロックン、リビングの方でしばらくいた後に、再び管理人部屋に戻って来て高台にあがり、
管理人とカリの亡骸と共に、同じ部屋で朝を迎えたのでした。
その間、金四郎もビブも一度も管理人部屋の方には姿を見せず・・・
うーむ、垂れ流して的にとりとめなくダラダラ綴ってたら収拾つかなくなってきたわ。( ̄∀ ̄||)
翌3月3日のことは、次回に続くってことで、よろしくです。
今日は朝から夜まで出っぱなし。飲みっぱなしとも言う。( ´艸`)
気持ちよく桜が愛でられたらいいなー。
みなさんも、春を楽しんで良い週末を。( ´▽`)



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